ワンオペ家事・育児、仕事に追われ、プレシンママはなかなか一人時間がありません。そんな中、電車で移動中や、夜子供が寝てからなど読書をすることでリフレッシュできることが多くありました。別居後に支えられた本の一部をご紹介します。
子育ての心構え
ひとり親の子育ては不安がつきないもの。育児についての心構えが役立ちました。
ひとり親でも子どもは健全に育ちます(佐々木正美)/小学館
ひとり親でも子どもは健全に育ちます シングルのための幸せ子育てアドバイス [ 佐々木 正美 ]
価格:1320円
別居後に、子供達の心身の不調を目の当たりにして、本当に心が痛みました。結婚に失敗して自分が不幸になるのは自分の責任だとしても。子供達まで巻き込んでしまった、と責任を感じる日々。そんな心の痛みを解消してくれた本です。
俵万智さんが帯で「目次を見ただけで、励まされて涙が出ました」とコメントされている通り、プレシングルマザー、シングルマザーに寄り添った内容となっています。
心に残った箇所
○「ひとりだけでがんばって子どもを育てよう」と決して思わないことです。子育てには「いろいろな人の手を借りて子どもを育てる」ことが大切です。
○子どもには、離婚による環境の変化やつらい状況を跳ね返す力があります。
○大切なのは、日常生活を親子で自然に、淡々と営むことです。(中略)重要なのは、離婚を選択した親が、そうした自分の生き方に自信を持ち、子どもの前でそれをしっかり示すことができるかどうかです。
情報収集
離婚調停や訴訟は未知の世界です。知らない不安から解放されたくて情報収集本を頼りました。
勝てる!?離婚調停 年金分割完全対応版(池内ひろ美)/日本評論社
価格:1540円
調停がどんなものか、どのような服装でのぞむべきかといった細かいことまで、詳しくわかります。話し合いの場なので主張するだけでなく、交渉テクニックが必要となります。私は弁護士に代理人を依頼するか、自分で頑張るのか迷った時期もあったのでその際の参考になりました。年金分割についてもよくわかりました。
息抜き
別居直後は危機的状況すぎて趣味とか読書とか楽しめる余裕が皆無でした。それでも心身が整い仕事が見つかるなどして別居状態にだんだん慣れてくると、本を娯楽的に夢中になって楽しむことができるようになってきました。
成瀬は天下をとりにいく(宮島末奈)/新潮社
一気に読んでしまいました。面白いのはもちろん、読書を楽しめるメンタルになってきたと感じうれしかったです。続編もすぐ読了しました。
価格:1705円
真っ直ぐすぎる主人公に元気をもらいました。いまだに調停期日が近づいたり、相手方から主張書面が届くと、食欲がなくなったり吐き気がしたり。。憂鬱になるのですが、この本を読んでいる間は夢中になって読み込み、読後感も爽快でした。今後も読書タイムをうまくとりいれ自分時間を充実したものし、プレシンママの課題に立ち向かっていきたいです。
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