別居してからしばらくは、子供は体調不良を訴えたり、学校で問題行動を指摘されたり、といった不安な点がありました。子供には苦労させてしまっていると感じています。
しかし、時間がたつにつれ、母子での生活に慣れてくるようです。子供の適応能力はときどき想像を超えてきて驚きます。
当時小学校高学年だった上の子は「うちのクラスには5人母子家庭がいる」「〇〇(級友の名前)の親は飲酒運転したらしい」「〇〇はこないだ引っ越したみたい」「〇〇は裁判所に行ったことがあるんだって」などと母子家庭仲間とコミュニティを形成し仔細を共有しあっているというのです! すぐさま箝口令をしきたくなりましたが、元気そうに話をする子供をみて「まあいいか」と思うにいたりました。(意外なママ友の名前もあがり、「お互い大変だな」と勝手に共感するなど。。)
子供が思いを吐き出せる相手は多いほどいいです。自分から吐き出せなかった最初の頃はスクールカウンセラーにお世話になりましたが、自分でそのような友達を見つけたことは心強い成長なのかも。我が家の個人情報がお友達にダダもれなのが玉にキズですけれど。。
「ひとり親でも子どもは健全に育ちます」の著者佐々木先生が「子供には逆境を跳ね返す力がある」と述べられていたのが本当であると身をもって感じます。子の成長をたくましく思うと同時に、「私だって跳ね返す!!」と気合いを入れ直すのです。
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